Complete Guide

エンディングノートの
書き方 完全ガイド【2026年版】

何を書く?どこに保管する?遺言書との違いは?
エンディングノートに関するすべての疑問をまとめて解決します

最終更新: 2026年3月28日 | 終活ナビ編集部


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この記事の目次

1. エンディングノートとは?遺言書との違い

エンディングノートとは、自分が死亡・または判断能力を失ったときに備えて、医療・介護の希望・財産の在処・葬儀の希望・家族へのメッセージなどを書き記しておくノートです。

法的効力はありませんが、家族が「もしもの時」に困らないように情報を伝えるための大切なツールです。近年、終活の入り口として50〜60代を中心に普及しています。

エンディングノートと遺言書の違い

法的効力
エンディングノートなし(希望を伝えるだけ)
遺言書あり(財産分割に法的拘束力)
書き方の決まり
エンディングノート自由(形式不問)
遺言書厳格な要件あり(自筆・日付・押印など)
費用
エンディングノート0円〜(市販品は500〜2,000円)
遺言書自筆証書なら0円・公正証書は数万円
書ける内容
エンディングノート何でも書ける(医療希望・気持ち・財産の在処など)
遺言書財産に関する法律行為のみ
保管
エンディングノート自宅保管でOK・家族に場所を伝える
遺言書公正証書は公証役場に原本保管

💡 ポイント

「財産の分け方」は遺言書、「気持ちや希望の伝達」はエンディングノートと使い分けるのがベスト。重要な財産分割についてはエンディングノートだけに頼らず、遺言書も作成することをおすすめします。

2. いつから書き始めるべき?

エンディングノートは「早すぎる」ことはありません。元気で判断力があるうちに書き始めるほど、内容の信頼性が高くなります。

40代

基本情報だけでも

緊急連絡先・医療情報だけでも書いておくと、急病・事故の備えになります。保険証券の在処も記録を。

50〜60代

ゴールデンタイム

判断能力が高く、老後資金・財産・葬儀の希望など、深く考えて書ける最良の時期。少しずつ書き始めましょう。

70代以上

できることから

書ける範囲で書きましょう。認知症が進行する前に、特に財産情報・医療の希望だけでも記録を。

3. 何を書く?6つの項目を徹底解説

エンディングノートに書く内容は大きく6つのカテゴリに分けられます。すべてを一気に書く必要はなく、書けるところから少しずつ埋めていきましょう。

👤

1. 基本情報

緊急時に家族が一番最初に必要とする情報。まず基本情報から書き始めましょう。

  • 氏名・フリガナ・生年月日
  • 血液型・本籍地
  • 現住所・電話番号
  • 緊急連絡先(氏名・続柄・電話番号)
  • マイナンバー・年金番号の保管場所
🏥

2. 医療・介護の希望

判断能力を失った時に備えて、医療・介護に関する自分の意思を明確にしておきましょう。

  • かかりつけ医・病院名・連絡先
  • 持病・アレルギー・常備薬
  • 延命治療・心肺蘇生についての意向
  • 臓器提供の意思(提供する/しない/一部のみ)
  • 介護が必要になったときの希望(自宅か施設か)
  • 認知症になった場合の財産管理の希望
⚰️

3. 葬儀・お墓の希望

葬儀の形式や参列範囲を書いておくことで、家族の判断の手助けになります。

  • 葬儀の形式(一般葬/家族葬/直葬/無宗教葬など)
  • 宗派・菩提寺の連絡先
  • お墓の場所(すでにある場合)・希望する埋葬方法
  • 呼んでほしい・呼ばなくていい人
  • 喪主にしてほしい人
  • 特に希望する演出・曲・花など
💰

4. 財産・重要書類の在処

「どこに何があるか」を伝えておくことで、家族が探し回る手間を省けます。パスワードは別管理を推奨。

  • 預貯金(銀行名・支店・口座番号)の保管場所
  • 生命保険・医療保険の証券の保管場所
  • 不動産の権利証・登記簿謄本の保管場所
  • 株式・投資信託などの金融資産の在処
  • 年金手帳・雇用保険被保険者証の場所
  • 借入・ローン・保証人になっているものの情報
  • デジタル資産(ネット銀行・仮想通貨・電子マネー)の在処
💻

5. デジタル資産・アカウント

SNS・サブスクリプション・ネットバンクなど、デジタル上の資産・契約を整理しましょう。

  • SNSアカウント(Facebook・Instagram・X等)の処理希望
  • ネット銀行・証券の口座情報(パスワードは別管理)
  • サブスクリプション(動画・音楽・ソフト等)の解約リスト
  • スマートフォン・PCのロック解除方法の伝達先
  • 重要なメールアカウント情報
💌

6. 家族へのメッセージ

法的効力はありませんが、伝えたい言葉・感謝・思い出を自由に書きましょう。

  • 配偶者・パートナーへのメッセージ
  • 子ども・孫へのメッセージ
  • 大切にしてきたものへの思い
  • 好きな音楽・本・場所
  • 人生で大切にしてきた価値観・信条
  • 遺したい言葉・家族へのお願い

4. 書き方のコツ・注意点

完璧を求めない・少しずつ書く

一度にすべて書こうとすると挫折しやすいです。まずは基本情報から始め、少しずつ書き足していきましょう。「未記入」の欄があっても問題ありません。

🔄

定期的に見直す(年1回程度)

住所・電話番号の変更、金融機関の追加・解約、保険の見直しなど、状況の変化に応じて内容を更新することが大切です。誕生日や年末など、更新のタイミングを決めておくとよいでしょう。

⚠️

財産の分け方はエンディングノートだけに頼らない

「○○に家を相続させる」などの財産分割の指定は、エンディングノートでは法的効力がありません。重要な財産分割については遺言書を作成してください。

🔐

パスワード・暗証番号の取り扱いに注意

銀行ATMの暗証番号・ネットバンクのパスワードなどをエンディングノートに書くのは情報漏洩のリスクがあります。別の場所(金庫や封筒)に保管し、「○○にパスワードを書いたメモがある」とだけ記載するのが安全です。

👨‍👩‍👧

書いたことを家族に伝える

エンディングノートの存在と保管場所を、信頼できる家族に伝えておくことが重要です。書いていても見つけてもらえなければ意味がありません。

5. 保管方法・保管場所

エンディングノートは「いざというとき家族が見つけられる場所」に保管することが最優先です。

✅ おすすめの保管場所

  • 自宅の引き出し・本棚など目につく場所
  • 「エンディングノート」とラベルを貼る
  • 保管場所を家族1〜2名に伝えておく
  • デジタル版はスマホのメモアプリ(印刷も準備)

⚠️ 避けるべき保管場所

  • 金庫(発見が遅れる・緊急時に開けられない)
  • 家族が知らない隠し場所
  • 鍵のかかった棚(鍵の場所を誰も知らない)
  • クラウドのみ(パスワードが伝わっていない)

6. 紙 vs デジタル — どちらがいい?

それぞれにメリット・デメリットがあります。「どちらか一方」ではなく、デジタルで作成→印刷して紙でも保管するのがベストです。

市販の紙ノート

500〜2,000円

見やすいレイアウト

書き込む達成感がある

紙なので家族が見つけやすい

修正・更新が面倒

紛失・劣化リスク

手書きが負担な方も

無料PDF テンプレート

0円(印刷コストのみ)

コストが低い

印刷して紙保管できる

項目が少ないものも多い

デザインがシンプル

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サーバーに送信なし(プライバシー安全)

随時更新できる

ブラウザのデータ消去で消える可能性

印刷での紙保存を推奨

7. 親に書いてほしい場合の伝え方

「親にエンディングノートを書いてほしいけど、どう伝えればいいかわからない」という声はよく聞かれます。直接「死の準備」を話すのは難しいですが、以下のアプローチが効果的です。

01

自分も一緒に書く(共同作業にする)

「私も書こうと思って」と自分のエンディングノートを見せながら話すと、親も書きやすくなります。「一緒にやってみよう」というアプローチが最も自然です。

02

「家族が困らないように」という理由を伝える

「もしもの時に、私たちが困らないように」という理由で伝えると、親も「家族のため」という気持ちで書きやすくなります。

03

「終活」より「老後の準備」という言葉を使う

「終活」という言葉は「死を意識させる」と感じる方もいます。「老後の準備」「もしもの時の整理」という言葉の方が受け入れられやすいです。

04

市販のエンディングノートをプレゼントする

「プレゼント」として渡すと、書く気持ちが生まれやすくなります。終活ナビの無料ツールをスマートフォンで一緒に使ってみるのも効果的です。

8. エンディングノートと一緒に使いたい終活ツール

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9. よくある質問

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