ガイド記事2026年最新版

相続税早見表

遺産総額・法定相続人の数別に相続税の概算を一覧で確認できます。基礎控除の計算方法・税率速算表・配偶者控除の活用法も解説します。

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配偶者控除・基礎控除を自動適用。各相続人の取得割合を変えて複数パターンを試算できます。

相続税の基礎控除とは?

基礎控除の計算式

3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

相続人 1

3,600万円

以下は非課税

相続人 2

4,200万円

以下は非課税

相続人 3

4,800万円

以下は非課税

相続人 4

5,400万円

以下は非課税

遺産の総額が基礎控除以下であれば相続税はかかりません。 国税庁の発表によると、全国の相続の約8〜9割は基礎控除以下で相続税が課税されていません。 ただし不動産を所有している方は評価額が高くなりやすいため、早めの確認をおすすめします。

相続税の税率(速算表)

各相続人の取得金額税率控除額
1,000万円以下10%
1,000万円超〜3,000万円以下15%50万円
3,000万円超〜5,000万円以下20%200万円
5,000万円超〜1億円以下30%700万円
1億円超〜2億円以下40%1,700万円
2億円超〜3億円以下45%2,700万円
3億円超〜6億円以下50%4,200万円
6億円超55%7,200万円

※ 「各相続人の取得金額」= 課税遺産総額を法定相続分で按分した金額。相続税の総額はこれを合計して求めます。

相続税 早見表(遺産総額・相続人数別)

※ 法定相続人が均等に相続した場合の概算税額。配偶者控除・小規模宅地等の特例・債務控除は含まれません。

遺産総額相続人
1
(控除3,600万)
相続人
2
(控除4,200万)
相続人
3
(控除4,800万)
相続人
4
(控除5,400万)
3,000万円課税なし課税なし課税なし課税なし
4,000万円40万円課税なし課税なし課税なし
5,000万円160万円80万円21万円課税なし
6,000万円310万円180万円120万円60万円
7,000万円480万円320万円219万円160万円
8,000万円680万円470万円330万円260万円
9,000万円920万円620万円480万円360万円
1億円1,220万円770万円630万円492万円
1.5億円2,860万円1,840万円1,440万円1,240万円
2億円4,860万円3,340万円2,460万円2,120万円
3億円9,180万円6,920万円5,460万円4,580万円
5億円1.9億円1.5億円1.3億円1.1億円

📌 この表の見方・注意点

  • • 法定相続人全員が均等に相続した場合相続税合計額の目安です
  • 配偶者控除(最大1.6億円非課税)は含まれていません。配偶者がいる場合は実際の税額が大幅に低くなる可能性があります
  • 小規模宅地等の特例(自宅土地を最大80%減額)・債務控除(借金・葬儀費用等)も含まれません
  • • 実際の相続税は状況により大きく異なります。概算の確認にご利用ください

実際の税額を大きく下げる主な特例・控除

最重要

① 配偶者の税額軽減(配偶者控除)

配偶者が相続した財産のうち、「1億6,000万円」または「配偶者の法定相続分」のいずれか大きい方まで相続税がかかりません。多くのケースで配偶者の税額はゼロになります。ただし二次相続(配偶者死亡時)では使えないため、長期的な視点での対策も重要です。

節税効果大

② 小規模宅地等の特例

故人が住んでいた自宅の土地(330㎡まで)を配偶者や同居の親族が相続する場合、土地の評価額を最大80%減額できます。例えば評価額5,000万円の土地なら1,000万円として計算できます。適用条件(同居要件・申告期限保有要件など)があるため、税理士への相談をおすすめします。

事前準備で活用

③ 生命保険金の非課税枠

被相続人が加入していた生命保険の死亡保険金は「500万円×法定相続人の数」まで相続税が非課税です。相続人が3人の場合、1,500万円分が非課税になります。事前の終活準備として生命保険を活用した節税は定番の手法です。

申告時に忘れずに

④ 葬儀費用・債務の控除

故人の借金・未払い税金・葬儀費用(墓地購入費・香典返し等を除く)は遺産総額から差し引けます。葬儀費用は領収書なしでも一定額(100〜150万円程度)を認めるケースもあります。

相続税が課税されるのは全体の何割?

相続税課税割合(全国)

約9%

2023年実績(国税庁)

相続税の申告件数

約15万件/年

年間死亡者数の約9%

1件あたりの平均税額

約1,700万円

不動産保有で増加傾向

2015年の基礎控除引き下げ(5,000万円→3,000万円)以降、課税対象者が増加しました。 特に首都圏・大都市圏では不動産の評価額が高いため、課税割合が全国平均より高くなっています。 「うちは関係ない」と思っていても、自宅の土地があれば相続税の試算をしておくことをおすすめします。

今からできる相続税対策

01

暦年贈与を始める(年間110万円の非課税枠)

毎年110万円まで贈与税ゼロで財産を移転できます。ただし2024年以降、贈与の持ち戻し期間が3年→7年に延長。早めの対策が重要です。

贈与税シミュレーターで試算
02

生命保険を活用する(500万円×相続人数の非課税枠)

相続人3人なら1,500万円分の保険金が非課税。現金を保険に変えることで相続税を減らせます。

生命保険 必要保障額を確認
03

不動産の評価を下げる

更地より賃貸アパート・マンションを建てる方が土地評価が下がります。ただし空室リスク等も考慮した総合判断が必要です。

04

家族信託・遺言書を活用する

認知症になってからでは遅い財産の整理。元気なうちに家族信託や遺言書で財産の承継方法を決めておくことで節税・争族対策になります。

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