老後の住まい診断ツール — あなたに合った住まいを自動診断
要介護度・認知症・家族構成・予算を入力するだけ・無料
1. 老後の住まいの選択肢と特徴
老後の住まいを考えるとき、多くの方が「自宅か施設か」という二択で悩みますが、実際には5種類の選択肢があります。 それぞれ対象となる要介護度、費用水準、提供されるサービスが大きく異なります。
老後の住まい、5つの選択肢
⚠️ 早めの検討が必要な理由
- •特養の入居待ち: 都市部では数ヶ月〜3年以上の待機が発生することもあります
- •認知症が進行すると判断力が低下し、本人の意向を確認しにくくなります
- •資金計画: 施設費用は月数万〜数十万円。10〜20年分を考えると大きな金額になります
2. 5種類を費用・条件で比較
自宅(在宅介護)
✓ メリット
- +住み慣れた環境で過ごせる
- +費用が最も安い(軽度のうちは)
- +家族と同居の場合は連携しやすい
✗ デメリット・注意点
- −重度になると在宅の限界がある
- −家族(介護者)の負担が大きい
- −バリアフリー化の改修が必要な場合も
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
✓ メリット
- +賃貸なので退去しやすい
- +安否確認・生活相談が受けられる
- +比較的自由な生活が可能
✗ デメリット・注意点
- −重度化すると退去が必要な場合がある
- −介護サービスは外部事業者と別途契約
- −施設によってサービス水準に大きな差
有料老人ホーム(住宅型)
✓ メリット
- +介護保険外サービスも自由に選べる
- +入居条件が比較的緩やか
- +生活リズムの自由度が高い
✗ デメリット・注意点
- −介護度が上がると外部サービス費用が増加
- −看取り対応していない施設も多い
- −施設によってサービス内容に差がある
有料老人ホーム(介護付き)
✓ メリット
- +24時間介護スタッフが常駐
- +看取りまで対応する施設が多い
- +介護費用が定額(特定施設入居者生活介護)
✗ デメリット・注意点
- −費用が高い
- −入居一時金が高額な場合がある
- −外出・外泊の自由度が低い場合も
特別養護老人ホーム(特養)
✓ メリット
- +費用が最も安い公的施設
- +入居一時金が不要
- +看取りまで対応
✗ デメリット・注意点
- −要介護3以上が入居条件
- −入居待ちが数ヶ月〜数年かかる場合がある
- −個室と多床室で費用が異なる
グループホーム(認知症対応型)
✓ メリット
- +認知症ケアの専門施設
- +少人数で家庭的な環境
- +地域密着型で地元での生活が続けられる
✗ デメリット・注意点
- −認知症の方限定(身体障害が主な場合は不向き)
- −重度の身体介護には対応できない施設も
- −定員が少なく入居できない場合も
3. 選び方のポイント・チェックリスト
現在の状況を整理する
- 要介護度・認知症の有無を確認する(要介護度 目安チェッカーで確認)
- 医療処置(胃ろう・透析・点滴など)の必要性を確認
- 本人の意向(できれば在宅か施設か)を聞いておく
- 家族のサポートが可能な範囲を確認
費用の上限を決める
- 年金・貯蓄から月々に使える金額を計算
- 入居一時金の準備できる金額を確認
- 10〜20年先まで資金が続くか老後資金シミュレーターで確認
- 介護保険の自己負担割合(1〜3割)を確認
施設タイプを絞り込む
- 老後の住まい診断ツールで最適タイプを診断
- 同じタイプの施設を複数ピックアップ
- パンフレット・見学・第三者評価を比較
- 立地(家族が訪問しやすいか)を確認
施設見学・契約前に確認すること
- 実際の月額費用(加算・医療費・日用品含む)を聞く
- 重度化・認知症進行時の対応(退去条件)を確認
- 看取りへの対応方針を確認
- 重要事項説明書の内容をしっかり確認する
4. 施設タイプ別 費用一覧表(2026年版)
| 施設タイプ | 月額費用 | 入居一時金 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 自宅(在宅介護) | 1〜15万円 | 改修費最大18万円 | 全介護度 |
| サ高住 | 10〜25万円 | 敷金1〜3ヶ月 | 自立〜要介護2 |
| 住宅型有料老人ホーム | 8〜20万円 | 0〜数十万円 | 自立〜要介護3 |
| 介護付き有料老人ホーム | 15〜35万円 | 0〜数百万円 | 要介護1〜5 |
| 特別養護老人ホーム(特養) | 5〜15万円 | なし | 要介護3〜5 |
| グループホーム | 10〜20万円 | 0〜数十万円 | 要支援2〜要介護5(認知症) |
※費用はあくまで目安です。施設・地域・介護度・サービス内容によって異なります。詳細は各施設にお問い合わせください。
5. 関連ツールで詳細シミュレーション
以下のツールを使って、あなたの状況に合った詳細な試算・診断ができます。
老後の住まい診断ツール
おすすめ要介護度・認知症・家族構成・予算から最適な住まいタイプを自動診断
老人ホーム費用シミュレーター
施設タイプ・介護度・エリアから入居〜月額費用を試算
在宅介護費用シミュレーター
要介護度・利用サービスから在宅介護の月額費用を試算
要介護度 目安チェッカー
20の質問に答えるだけで要介護度の目安を自動判定
介護保険 区分支給限度額シミュレーター
要介護度ごとの支給限度額と自己負担額を自動計算
介護保険料シミュレーター(65歳以上)
課税状況・所得から65歳以上の介護保険料の月額・年額を自動計算
成年後見制度 必要性チェッカー
認知症の親の財産管理に必要な後見・保佐・補助の類型を自動判定
老後資金シミュレーター
施設費用も含めた老後資金の過不足を自動計算
6. よくある質問
大きく5種類あります。①自宅(在宅介護・バリアフリー化)②サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)③有料老人ホーム(住宅型・介護付き)④特別養護老人ホーム(特養)⑤グループホーム(認知症専門)です。要介護度・認知症の有無・予算・家族のサポート状況によって最適な選択肢が変わります。老後の住まい診断ツールで、あなたの状況に合ったタイプを自動診断できます。
特養は公的施設で月5〜15万円と費用が安く、24時間介護を受けられます。ただし入居条件は要介護3以上で、入居待ちが数ヶ月〜数年かかることも。サ高住は民間の賃貸住宅で入居条件が比較的緩やか(自立〜軽度介護)ですが、月10〜25万円程度と費用は特養より高めです。重い介護が必要になると転居が必要な場合もあります。
一般的に在宅介護のほうが費用は安いです。要介護2の在宅介護なら介護保険の自己負担は月1〜3万円程度。ただし住宅改修費(バリアフリー化)や家族の負担も考慮が必要です。要介護度が上がるにつれて在宅の限界が出てきます。費用だけでなく、介護度・医療ニーズ・家族の状況を総合的に判断することが重要です。在宅介護費用シミュレーターで試算してみましょう。
住宅型有料老人ホームは月8〜20万円程度(入居一時金0〜数十万円)、介護付き有料老人ホームは月15〜35万円程度(入居一時金0〜数百万円)が目安です。同じ「有料老人ホーム」でも施設によって差が大きく、都市部はさらに高い傾向があります。老人ホーム費用シミュレーターで詳細を試算してみてください。
グループホームは認知症の方(要支援2〜要介護5)を対象とした専門施設です。少人数(5〜9人)で共同生活を送りながら、認知症ケアの専門スタッフが日常生活を支援します。費用は月10〜20万円程度が目安です。認知症の方に適した家庭的な環境が特徴で、身体介護が重度になると対応できない場合もあります。
元気なうちに「どんな住まいで老後を過ごしたいか」を家族で話し合っておくことが大切です。特養は入居待ちが長いため、必要になってから動いても遅い場合があります。60代のうちに①資金計画②希望の住まいタイプの検討③家族との話し合いの3つを進めることをおすすめします。老後の住まい診断ツールで状況に合った選択肢を確認できます。
①要介護度・認知症の状況②医療処置の必要性③月々の予算④立地(家族が訪問しやすいか)⑤本人の意向——の5つを軸に考えましょう。まず老後の住まい診断ツールで現状に合った施設タイプを絞り込み、複数の施設を見学して比較することをおすすめします。
①「今の状態」だけでなく「5〜10年後の状態」も考慮する②見学は必ず複数施設行う③月額費用だけでなく入居一時金・医療費・日用品費の合計で比較する④「看取り」への対応を確認する⑤重要事項説明書をしっかり読む——の5つが特に重要です。入居後に重度化した場合の対応や、転居の可能性についても事前に確認しましょう。