Complete Guide 2026

老後の住まい
完全ガイド 2026年版

自宅・サ高住・有料老人ホーム・特養・グループホームの
5種類を費用・特徴・選び方で徹底比較

最終更新: 2026年3月·監修: 終活ナビ編集部

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1. 老後の住まいの選択肢と特徴

老後の住まいを考えるとき、多くの方が「自宅か施設か」という二択で悩みますが、実際には5種類の選択肢があります。 それぞれ対象となる要介護度、費用水準、提供されるサービスが大きく異なります。

老後の住まい、5つの選択肢

自宅(在宅介護)住み慣れた自宅でヘルパー・デイサービスなどを利用しながら生活
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)安否確認・生活相談付きの賃貸住宅。自立〜軽度介護向け
有料老人ホーム(住宅型・介護付き)民間施設。住宅型は外部介護サービスを利用、介護付きは常駐スタッフが対応
特別養護老人ホーム(特養)要介護3以上が対象の公的施設。費用が最も安いが入居待ちが長い
グループホーム認知症の方専用の少人数共同生活施設(地域密着型)

⚠️ 早めの検討が必要な理由

  • 特養の入居待ち: 都市部では数ヶ月〜3年以上の待機が発生することもあります
  • 認知症が進行すると判断力が低下し、本人の意向を確認しにくくなります
  • 資金計画: 施設費用は月数万〜数十万円。10〜20年分を考えると大きな金額になります

2. 5種類を費用・条件で比較

🏠

自宅(在宅介護)

対象: 自立〜要介護5月額目安: 1〜15万円初期費用: 住宅改修費 最大18万円(介護保険)

✓ メリット

  • +住み慣れた環境で過ごせる
  • +費用が最も安い(軽度のうちは)
  • +家族と同居の場合は連携しやすい

✗ デメリット・注意点

  • 重度になると在宅の限界がある
  • 家族(介護者)の負担が大きい
  • バリアフリー化の改修が必要な場合も
🏢

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

対象: 自立〜要介護2程度月額目安: 10〜25万円初期費用: 敷金1〜3ヶ月分(入居一時金なしが多い)

✓ メリット

  • +賃貸なので退去しやすい
  • +安否確認・生活相談が受けられる
  • +比較的自由な生活が可能

✗ デメリット・注意点

  • 重度化すると退去が必要な場合がある
  • 介護サービスは外部事業者と別途契約
  • 施設によってサービス水準に大きな差
🏨

有料老人ホーム(住宅型)

対象: 自立〜要介護3程度月額目安: 8〜20万円初期費用: 0〜数十万円

✓ メリット

  • +介護保険外サービスも自由に選べる
  • +入居条件が比較的緩やか
  • +生活リズムの自由度が高い

✗ デメリット・注意点

  • 介護度が上がると外部サービス費用が増加
  • 看取り対応していない施設も多い
  • 施設によってサービス内容に差がある
🏥

有料老人ホーム(介護付き)

対象: 要介護1〜5月額目安: 15〜35万円初期費用: 0〜数百万円

✓ メリット

  • +24時間介護スタッフが常駐
  • +看取りまで対応する施設が多い
  • +介護費用が定額(特定施設入居者生活介護)

✗ デメリット・注意点

  • 費用が高い
  • 入居一時金が高額な場合がある
  • 外出・外泊の自由度が低い場合も
🏛️

特別養護老人ホーム(特養)

対象: 要介護3〜5(原則)月額目安: 5〜15万円初期費用: なし(入居一時金不要)

✓ メリット

  • +費用が最も安い公的施設
  • +入居一時金が不要
  • +看取りまで対応

✗ デメリット・注意点

  • 要介護3以上が入居条件
  • 入居待ちが数ヶ月〜数年かかる場合がある
  • 個室と多床室で費用が異なる
👥

グループホーム(認知症対応型)

対象: 要支援2〜要介護5(認知症専門)月額目安: 10〜20万円初期費用: 0〜数十万円

✓ メリット

  • +認知症ケアの専門施設
  • +少人数で家庭的な環境
  • +地域密着型で地元での生活が続けられる

✗ デメリット・注意点

  • 認知症の方限定(身体障害が主な場合は不向き)
  • 重度の身体介護には対応できない施設も
  • 定員が少なく入居できない場合も

3. 選び方のポイント・チェックリスト

STEP 1

現在の状況を整理する

  • 要介護度・認知症の有無を確認する(要介護度 目安チェッカーで確認)
  • 医療処置(胃ろう・透析・点滴など)の必要性を確認
  • 本人の意向(できれば在宅か施設か)を聞いておく
  • 家族のサポートが可能な範囲を確認
STEP 2

費用の上限を決める

  • 年金・貯蓄から月々に使える金額を計算
  • 入居一時金の準備できる金額を確認
  • 10〜20年先まで資金が続くか老後資金シミュレーターで確認
  • 介護保険の自己負担割合(1〜3割)を確認
STEP 3

施設タイプを絞り込む

  • 老後の住まい診断ツールで最適タイプを診断
  • 同じタイプの施設を複数ピックアップ
  • パンフレット・見学・第三者評価を比較
  • 立地(家族が訪問しやすいか)を確認
STEP 4

施設見学・契約前に確認すること

  • 実際の月額費用(加算・医療費・日用品含む)を聞く
  • 重度化・認知症進行時の対応(退去条件)を確認
  • 看取りへの対応方針を確認
  • 重要事項説明書の内容をしっかり確認する

4. 施設タイプ別 費用一覧表(2026年版)

施設タイプ月額費用入居一時金対象
自宅(在宅介護)1〜15万円改修費最大18万円全介護度
サ高住10〜25万円敷金1〜3ヶ月自立〜要介護2
住宅型有料老人ホーム8〜20万円0〜数十万円自立〜要介護3
介護付き有料老人ホーム15〜35万円0〜数百万円要介護1〜5
特別養護老人ホーム(特養)5〜15万円なし要介護3〜5
グループホーム10〜20万円0〜数十万円要支援2〜要介護5(認知症)

※費用はあくまで目安です。施設・地域・介護度・サービス内容によって異なります。詳細は各施設にお問い合わせください。

5. 関連ツールで詳細シミュレーション

以下のツールを使って、あなたの状況に合った詳細な試算・診断ができます。

6. よくある質問